確率のはなし―基礎・応用・娯楽

2017年4月29日読了

大村平のはなしシリーズは、この確率から始まり統計に繋がっているようだ。奥付によれば1968年に初版が出ているため、かれこれ半世紀にわたり読み継がれている本ということになる。
ある統計学の先生にこの本の評判を伺って、読んでみたが、確かに分かりやすく解説がされている。
浅学を横において申せば、これほどわかりやすい確率の解説は読んだことがない。しかし、この後のシリーズで出てくる「多変量解析のはなし」などを先に読んでしまったからかもしれないが、筆致がやや硬めだ。著者としてもこれから後のはなしシリーズの序奏としてやや力が入っているのかもしれない。

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