日経Linux2月号に便利ツールとしてGnuCashという会計ソフトが掲載されていた。
存在はUbuntu Softwareでも登場するので知っていたが、単なるお小遣い帳程度のものだとバカにしていたが、タブレットでも使えるアプリがあるということだったので、少しは資金管理もしなければと思い、お試しインストール。
使ってみて驚き。
- 複式簿記の原理に従っている
- 勘定科目の設定が出来るのは当然としても、標準的な科目リストが用意されている。科目に親子関係が登録できる
- 残高の照合機能がある。例えば、月末の現金実在高を登録すると差額が自動計算されて調整せざるを得ない仕組みになっている。
- 仕訳入力の考え方が、資産ないし負債の特定項目の増減とその理由を入力するという考え方に立っているため、何が資産で何が負債なのかさえわかっていれば、後は流れで入力すれば良い。
- 定期的な取引や予定取引の入力にも対応
- マニュアルが翻訳調ではあるが日本語化されている(誤訳が多いので会計を知っているとかえって読みにくいかもしれないが)。
- 財務三表に限らずいろいろな帳票が出力できる。
- 他の会計ソフトとデータの移し替えが可能(XMLで作成されている)
お主やるな!