電子マネーの不便性

EdyやSUICAを使っていると、ふとした時に「一体いくら残っているか」気になるときがある。

SUICAはほぼ毎日使っているので、改札通過時に残高が分かるが、Edyはお店の端末にアクセスしないと中身が分からない。
いずれにしても、自宅や職場など思ったときに分からないのが不便なのだ。

SONYのFeliCa仕様のカードは「ぱそり」を使えば内容照会ができることはわかっているのだが、
財布の中身しかも高々数千円の内容を見るために、PCを起動させて照会するなど仰々しい。

もう一つ恐れているのが「電子スリ」。普通の財布であればボタンやファスナーでポケットを閉じていれば、
切り裂きでもされない限り盗まれることはないが、
電子マネーの場合は電波が通る限り電子情報がやり取りされ盗まれる可能性がないとは言えない。考えすぎなのかもしれないが、
気がついたら財布は空っぽということはないのだろうか。

とはいえ、AさんのカードからBさんのカードへ資金転送できれば便利だし、
居酒屋で3枚のカードを同時に出せばワリカンで引き落としてくれる機能があるとか、いろいろ便利な使い方もあるように思える。
自分の会社の業務上の交通費精算はSUICAの印字で報告に代替されているが、会社に端末が合ってそこからSUICAに仮払できるとか、
出張切符が登録できる機能などあれば、便利だ。

しかし、複雑になればなるほど、中身がすぐに見えるというのは重要な機能である。

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