「かくあるべき」から「かくあらまおし」へ

たまたま行動科学という言葉があることを知って、ネットでいろいろ調べていたら、偶然にもSAT療法という言葉に気がついた。
もともとはうつ病患者の自己認知を変えることで病気を治癒することが目的のようだが、広く物事の発想とか生き方にも応用できそうな考えだ。
自分はうつ病ではないが、それに近い状態に陥ったことが何回かあり、その都度、運のよさと周囲の人に恵まれて、うまく脱却してきた。
後になって分かることなのだが、言いようのない不安感と無能力感に支配されているときには、全く冷静な判断能力を失っており生活面でも交通事故に遭いそうになったりと危険な状態なのだが、仕事も全くといっていいほど進まなくなってしまう。なぜかそういう状況だけが強調されて気になってしまい、負の思考スパイラルに陥っていく。
これを脱する方法として以下の実践が必要だ。
1.「今の私は困っている」ということを誰にでも打ち明かすこと。
2.「私はこうしてほしい」ということを話すこと。
3.自己否定感情の裏には愛されたい欲求が潜んでおり、1.2ができないときに自分の中に大いなる矛盾を抱えてしまうことに気がつくこと。
4.自分の遺伝子が持っている自分の性格を受け入れ、他者の評価で自分の価値を決めないこと。
5.宇宙の中の自分と未来の自分をイメージすること。
職場でのカウンセリングにも役立ちそうなので、もう少し勉強して見たくなった。早速アマゾンで注文。

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