出雲旅行記3

31日は7時に起床し朝食をいただいた後、9時に出発。
まずは、近所にある八重垣神社へ。
スサノオがヤマタノオロチを退治に行く間に、杉の木で八重の垣を作って稲田姫をかくまったといういわれがある。日本の椿の木が途中からくっ付いて一本の木として成長するという現象も見られる場所で、これも稲田姫が植えたとされている椿の子孫らしい。
この神社は若い人の間では、池に紙の敷いてコインを乗せて沈む時間で良縁を占うというのが流行っているが、神域を汚す行為は神社としてやめるべきだろう。すぐ隣には結婚式場が作られていたが、よく見るとステンドグラスがついている。神仏習合というのは聞いたことがあるが・・・・。地元では椿の木に男性自身をかたどった木像を奉納する習慣があるようで、大小数本が元気よく祀られていた。
次は、イザナギノミコトが祀られている神魂(かもす)神社。本殿は室町時代の大社造で国宝となっているが、参拝者は誰もいない静かな神社である。参道は桜が咲き始めており、花見の時期は地元の人でにぎわうのかもしれないが、途中で地元の高校生が一人通り過ぎただけで人はいない。女子高生がきちんとお辞儀をして通り過ぎていく姿は、こういった場所での教育の賜物なのか。

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