出雲旅行記1

3月30日31日を使って家族で出雲に行った。といってもほとんどは私の趣味で家族の意向は特に反映されていない。
今回は、古代出雲を堪能し世界遺産となった石見銀山を散策するというのが目的。
一応、温泉にも浸かったけど遽しく入ったので、あまり温泉気分ではなかった。


30日
朝4時に起床して始発電車で羽田に向かい、出雲行きに乗る。会社更生法適用となったJALはいつもと全く変わらない。
寝不足のためか、娘は電車から気分が悪く、飛行機が少し揺れたのが拍車をかけて、出雲空港について緊張が解けた瞬間に戻してしまった。
出雲空港でレンタカー(デミオ)を借りて、まずは「サンライズ出雲」で別行動をとった愚息を出雲市駅で拾い、そのまま9号線を西に向かう。
途中、道の駅で休憩し、日本海の砂浜を眺めてリラックスした後、石見銀山のある太田市へ。
駐車場についてから、実際の銀山への小道は少し離れた場所にあることを知り、ベロタクシーという自転車タクシーに乗っている人やレンタサイクルもいたが、徒歩で銀山に向かった。途中の茶屋でおにぎりを食べて腹ごしらえし、山の谷間を歩いていき龍源寺間歩へ。途中、銀を掘った痕穴(間歩)が沢山(調査では600くらいとのこと)あり、子供の頃に宇部の山を登ったときに炭鉱の穴が沢山あるから気をつけろという注意をされたことを思い出した。
間歩の中は銀の鉱脈に沿って穴を掘っていった痕がそのまま横穴として残っており、しかも人がやっと通れる程度の狭い穴で、労働の過酷さを思わせる。
間歩の中よりも、銀山があったころの住居や精錬所や川などが石垣できれいに作られた後が一部は壊れているもののそのまま残っていて、「兵共が夢のあと」を感じた。
山を降りて麓の昔の町並みを眺めるのは家族に任せ、自分は上の駐車場に車を取りに行った。あらためてきつい場所だった。
銀山麓には、高性能な義足などで知られている「中村ブレイス」があった。中に入ったら、見学施設はありませんと怒られてしまった。

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