Linux化計画(11)–WEBカメラ

たまたま数年前に入手した古いUSB WEBカメラ(当時すでに中古品)があるので、ラズパイにつないでカメラとして使ってみます。
RPには回路に直接つなげるオプションが販売されているようですが、今回は興味本位で何でもやってみようということなので、わざわざ高級品を買い求めるつもりもなく、有合わせでチャレンジ。

さっそく、USBにつないで、lsusbを叩いてデバイスが認識できているかどうか調べますが、カメラは一発で認識されました。
次はViewerが必要です。

最初はfswebcamというのを使ってみたのですが、これはViewerというよりは撮影のためのツールのようです。
コマンドを叩くと指定したファイル名の写真を撮影してくれるので、便利ではあります。

Raspberry Pi 公式ドキュメントを日本語訳
一般的なWebカメラを使用する
http://igarashi-systems.com/sample/translation/raspberry-pi/usage/webcam.html

調べてみると、motionとかMJPG-streamerなどがよさそうなので、両方試してみましたが、どうもうまくいきません。実はこのカメラ、相性が悪くて、入手した際もなかなかつながらず苦労した覚えがあります。またこれらのパッケージは監視カメラを意識してか、画面に動くものが入った場合に録画するようになっているようです。

しかし、SDカードのトップフォルダには、何やらファイルが増えています。Windowsならこれをクリックすれば画像ソフトが起動するのですが、自分で探さねばなりません。コマンドラインからいろいろ試しましたが、うまくいかず・・・エラーメッセージを見ると、X Serverが起動されていない・・・あ、そうか。

またやってしまいました。GUI系のパッケージはXサーバが起動していないと使えないので、ここは先日試したVNCを使ってみることに。

vncserverを叩いてRP側にデスクトップ環境を設定し、WindowsPC側はJavaのTightVNCを使います。前回も簡単にできたのですが、今回もさくっと進みました。

RPのデスクトップから画像ソフトを立ち上げでフォルダを見ると、天井の蛍光灯が写っていました。昨日は見れなかったのですが、一応、駆動はしていたようです。

もっと軽いパッケージがよかろうということで、guvcviewを使うことに。

sudo apt-get install guvcview uvccapture uvcdynctrl

をssh端末からたたいて設定し、デスクトップからguvcviewを起動します。
画面が真っ黒で、何も見えません。しかもRPのデスクトップの「残像」も一緒です。

通信回線が細いので、フレームレートや解像度などを最低レベルに下げてさらに白黒にして情報量をさげてみました。これにはGUIツールがついているので、それを借りたら便利でした。

するとどうでしょう。私の作業場の横の窓とカーテンが写っていました。WEBカメラは成功です。

こちらを参考にしました。

Raspberry Pi3とUSB WEBカメラでストリーミング
http://qiita.com/sp_ice/items/7f15e262fffd69d3375c
https://www.raspberrypi.org/documentation/usage/webcams/

Raspberry Pi 3 とウェブカメラ(ロジクール C270)

Raspberry Pi 3 Model Bでネットワーク ライブカメラを構築する方法 Motion編
http://www.neko.ne.jp/~freewing/raspberry_pi/raspberry_pi_3_camera_motion/

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