2日 認知行動療法を知る

認知行動療法とは

アーロン・ベック(1960)が唱えた、人の認知機能に目を向けて心をコントロールするという考え方。

認知とは

  • 眼の前に起きていることをどういうように受け止めて判断しているか
  • 判断によって人の気持ちは瞬間的に変わるので認知は意識的にコントロールできないが、判断は変えることが出来る
  • 感情が動く前の段階に着目する

もともと人間はマイナスに考えるようにできていて(=ネガティビティバイアスという)、何かが起こると、「大丈夫かな?」とまず考える。

物音(危険予知)ー何が起きているか(確かめた判断)ー風だー安心

認知行動療法

人の気持ちが落ち込んでいるときには、「自分にとって大切なものを失った」という判断をしている。
どこに目を向けているか(面白かった、断られた)
よくないことが起きるとマイナスに目を向けてしまう。良いことの方に考えを切り替える。
マイナスに考えていることに気づく。マイナスに考えることを否定する必要はないが、そればかりになっていることは悲観的になる。
きちんとした情報を集めることが出来るかどうかによって気持ちの状態が変わる。

仕事でミスをしたーしかられるかもしれない(実際に叱られているわけではない)ー何も対処しないー隠してしまうと問題が大きくなる。

現実的に考え対処することで、ミスをしたときの落ち込んだ気持ちが小さくなる

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