電池発火

ソニー製のLiイオン電池がデルのPCの一部で発火するらしい。
いまや一つのブランドの製品であっても実態はいろいろな会社の部品の寄せ集めであり、業界の役割分担つまり強いところが強い分野で生き残るという姿がハッキリしてきた感がある。
しかし、最近は製造物責任法(PL)やWEEEとかROHSなどの廃棄物規制、使用物質規制あるいはリサイクル法など消費者の意識が厳しくなり、メーカも製品を売るまでが商売ではなく、売ってから使い切ってもらって、きちんと廃棄されるまでが商売の対象(義務)になってきている。
かねてから私が考えるのは、そろそろスペックアップに頼るものづくり(典型的にはPC)はやめて、よいものを永く使うような時代になってほしいということだ。
修理しながら大切に使うことは、販売店よりも修理のサービスネットワークが大切になるし、部品も設計段階から修理しやすいように特殊な部品を使わなくなるし、なによりも粗大ゴミが出ないことが大きなメリットである。
自分の作ったものの行く末が粗大ゴミでは、作った人も嫌なのではないか。

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