Ubuntu17.10-Artful をクリーンインストール

12月中旬から続く問題が解決しないので、クリーンインストールすることにした。

Windowsをインストールしようとして用意していたパーティションが丸々空いていたので、それを使うことにして、上書きはしない。

手順を今後のためにメモっておく。

  1. インストール直後に、バックアップからの「復元」をする。
    その際に、復元元をUSBとすると何故か起動しないので、あえて「その他のフォルダ」を選択してバックアップデータが格納されているところを直接指定する。復元先もハードディスクから選択して/homeを指定すると、home配下のmyディレクトリの下にHomeが作られてしまうので、ファイルシステム(/)を選択すれば入力メニュでは「元の場所」と表示される。
  2. 調べものがすぐできるように、最新版Firefoxのインストール
    Ubuntuのトラブルはウェブが唯一の情報ソース。何よりも優先。
    なおインストール後は、FireSyncでお気に入りフォルダやアドオン設定を同期させる。

  3. ウィルスチェック ClamTkをインストール
    あまり使っていなけど、何かのときのために。

  4. gnome-tweak ToolをインストールしてCAPS LockをCTRLキーに変換
    これがあるからUbuntuを使っていると言っても良いくらい気に入っている。Windowsは7からこれができなくなった。

  5. ホームディレクトリを日本語からシングルバイト表記にする。
    https://qiita.com/shishamo_dev/items/8bd3d2b358b9a74887f9
    Terminal画面で日本語にイチイチ切り替えながらディレクトリを探るのは面倒だから。MS-DOSを使っていたので、むしろアルファベット入力のほうが楽。

  6. R環境の構築

    • Rのインストール
      • Secure APTの設定(公開鍵を読み込む)
        https://cran.r-project.org/ からDownload for Linuxを経てUbuntuを選択。インストール関係の記述がある。
    • RStudioのインストール(サーバー版)
      https://www.rstudio.com/products/rstudio/download-server/
      上記解説では、apt installではなく、gdebi-coreを使えとのこと。
  7. Installing EPSON printer driver
    サイトに従って、まずはlsbをインストール
    http://download.ebz.epson.net/dsc/du/02/DriverDownloadInfo.do?LG2=JA&CN2=&DSCMI=68680&DSCCHK=9cfbed218648f377e3e6d43562223c0d8042bc86
    ついでドライバをダウンロードしてインストール。ついでにスキャナも。

  8. 日本語入力のトラブル
    この点は日経Linuxの記事を参照。
    ibus-mozcをインストールする(リブートが必要)
    IMEの切り替えは、漢字キーではなく、Win+Spaceなので戸惑う(壊れたかと思った)

  9. VMwareのインストール

先にgksudoをインストール(グラフィカル版sudoインストール)

VMware Horizon Client4.6をダウンロード

https://my.vmware.com/web/vmware/details?downloadGroup=CART18FQ3_LIN64_460&productId=578&rPId=18819
The VMware Horizon client for 64-bit Linux
File size: 79.02 MB
File type: Installer Bundle

インストール作業はこちらを参照。

How to install VMware Horizon Client 4.5.0 on Ubuntu 17.04
https://askubuntu.com/questions/932017/how-to-install-vmware-horizon-client-4-5-0-on-ubuntu-17-04
How to install VMware Horizon Client 4.5.0 on Ubuntu 16.04LTS
https://askubuntu.com/questions/931691/how-to-install-vmware-horizon-client-4-5-0-on-ubuntu-16-04lts

したが、これは失敗だった。

例によって、一部のライブラリがない旨のエラーが出たがこれは前回散々研究したので対処は簡単だったが、VDIサーバ側が新しいバージョンのlibpng16に対応しておらずlibpng12を探しているようなので、VMWHCは4.5に戻すことにした。

1月4日追記

インストーラは起動するもののパラメタの設定画面の後で直ぐに終わってしまい、Installation Unsuccessfulという冷たいメッセージが出るのみで対処の方法がわからない。
いろいろと調べてみたが、このサイトに、インストーラのライブラリを削除するようにある。

Mike's Blag::VMware Horizon Client and The Installation Was Unsuccessful
http://blogs.warwick.ac.uk/mikewillis/entry/vmware_horizon_client/

また前回4.6をUninstallする際にパラメタを残したので、一旦インストールし直してからパラメタとともに削除しようと思い、インストールし直したら、すんなりと終わった。前回のようなライブラリのリンクエラーもない(修正したものがそのまま残っているから)。

さらに、前回16.10のときのVMwareインストールの記録を参照すると、libpng12はそのままライブラリからダウンロードしていたこともわかったので、それを真似する。(記録しておいてよかった)

:~/Downloads$ wget http://ftp.ca.debian.org/debian/pool/main/libp/libpng/libpng12-0_1.2.50-2+deb8u3_amd64.deb
:~/Downloads$ sudo gdebi libpng12-0_1.2.50-2+deb8u3_amd64.deb
Reading package lists... Done
Building dependency tree
Reading state information... Done
Reading state information... Done

PNG library - runtime
libpng is a library implementing an interface for reading and writing
PNG (Portable Network Graphics) format files.
.
This package contains the runtime library files needed to run software
using libpng.
ソフトウェアパッケージをインストールしますか? [y/N]:y
以前に未選択のパッケージ libpng12-0:amd64 を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 196380 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
libpng12-0_1.2.50-2+deb8u3_amd64.deb を展開する準備をしています ...
libpng12-0:amd64 (1.2.50-2+deb8u3) を展開しています...
libpng12-0:amd64 (1.2.50-2+deb8u3) を設定しています ...
doc-base (0.10.7) のトリガを処理しています ...
doc-base ファイルを 1 個追加 を処理中...
libc-bin (2.26-0ubuntu2) のトリガを処理しています ...

これで休日に自宅にいてもバッチリ仕事が出来る\(^o^)/


Ubuntuデータのバックアップ

Ubuntu君。12月中旬あたりから「端末」の調子が悪くCTRL+ALT+Tで起動しないしランチャーのアイコンをクリックしても反応がない。
しかも、Ubuntu17.10のアップデートが止まっていて、その関係なのか、Sotware&Updateも起動しなくなった。
気持ちが悪いのでデータバックアップをとってクリーンインストールを覚悟。

バックアップと言ってもほとんどファイルはないが、Windows時代のバックアップが残っている。
大事そうなファイルは、この際、Ubuntuのhomeに移行した。これで半日を要した。

次にバックアップ。Deja Dupというバックアップツールが標準でついているのでこれを使う。
何もせずにバックアップすると、/home以下を全部バックアップしてくれる。しかし、ネットワーク設定なども残しておきたいので、/etcもバックアップフォルダとして指定しつつ、ゴミ箱は外した。

結論から言うと、バックアップ自体はほぼできたようだが、以下のような問題があったため、記録しておく。

  1. Windowsのバックアップには、AppdataというWindowsで動くアプリケーションが残す色々なログのようなフォルダがあり、小さなファイルが115千個以上(ただし3GBくらい)あったが、これを外しておくのを忘れて殆どの時間を食ってしまった。結局、全部消去した。
  2. Rのライブラリフォルダの設定をしていなかったため、デフォルトの/Users/myNameフォルダにライブラリがダウンロードされていた。ここにも数多くのファイルがありやはり数時間を要した。これは、設定ファイルに、/usr/lib/R/library/などの追記が必要だ。また、sudo chmod -R 設定などしておかないと、R自身が読んでくれなくなってしまう。注 ーRGNU Rとは関係ない、サブフォルダを含むというchmodのオプション。
  3. /etc/もそのままバックアップ対象に設定したが、肝心の/etc/NetworkManager/system-connections/以下のネットワーク設定(WiFi関連)はroot権限がないとアクセスできず、バックアップの対象から漏れてしまった。sudo deja-dup-preferenceなどの方法で管理者権限で起動が必要らしい。
  4. 以上のような問題を経て、まる一日かかってしまった。なお夜中にPCのスリープ機能が働くとバックアップも止まってしまう。自分が夜中に起きるとともにPCも起こしてやる必要がある(苦笑)

まあ、一度バックアップした後は差分バックアップのようなので、良しとしましょう。

===2021.9.16追記===

単純にデータだけを対比保存しておきたいなら、rsyncなるコマンドが用意されている。

rsync -auv fromDir/ toDir/

でよい。オプションはそれぞれ
a: copy元のディレクトリをそのままコピーする。タイムスタンプなどは変更されない。
u: 追加更新されたファイルやディレクトリをコピーする。
v: コピーの進行においてファイルの情報などを表示する

詳しくはこちらを参照;rsync - 高速なファイル同期(バックアップ) - Linuxコマンド
https://webkaru.net/linux/rsync-command/


Ubuntuのターミナルが起動しない

Ubuntuのターミナルは、パッケージのアップデートにほぼ毎回のように使っているが、Ctr+Alt+Tでショートカット起動できる。

このターミナルが急に使えなくなった。ここのところ連日のように17.10のUpgradeを目論んで失敗しているので、ご機嫌を損ねたのかもしれない・・・と冗談を言っている場合ではない。パッケージが更新できないと困るのだ。

調べてみたら、同様の「被害者」はたくさんいらっしゃるようで、いくつか方法がある。

1. gnome-terminal以外にもTerminalソフトはいくつもあるらしい。OSの画面だと思っていたのは勘違いだった。
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/144regnometerm.html

2. コンソールを開く方法がある。Ubuntuを起動する際に瞬間的にちらっと見える画面のこと。
Ctrl+Alt+F2でコンソール画面に切り替わる。昔のコンピュータを思い出させる画面だ。
使い終わると、Ctrl+Alt+F7で元の画面に戻る。
コチラを参照。http://yanagisawa.hatenablog.com/entry/2014/11/19/gnome-terminal%E3%81%8C%E8%B5%B7%E5%8B%95%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F

3.単純にAlt+F2でソフトウェアを探すことも可能(複数ターミナルがインストールされていれば)


Ubuntu17.04の日本語ツール

Ubuntuの環境はいつも使っている環境とは別に緊急用の環境を別にセットしてある。
こちらは、先行するバージョンを入れてあるので、データさえ動かせばいつでも切り替え出来るから便利。しかしインストールしたのが日本語REMIXではなかったことから、日本語入力はできるもののその他の不都合があるかもしれないので、日本語環境をPPAで追加しておいた。

https://launchpad.net/~japaneseteam/+archive/ubuntu/ppa

以上は昨日まで。
今日、メモっておこうと思って再度アクセスしたら、17.10の日本語REMIXが出ていた。
https://www.ubuntulinux.jp/download/ja-remix

来月の日経Linuxで付録になったら買おう。


UbuntuでEcholinkを使う

Echolinkとは

アマチュア無線家がPCで使うインタネットでの交信ソフトだ。これがあると、PCからROOMに入ることで交信が可能。
ところが、公式ソフトウェアがWindowsにしか対応していないため、Linuxに換えてからは利用を諦めていた。

ふと思い出し調べてみたら、どうやら抜け道はあるらしい。

とりあえずメモ。