Linux化計画(6)–ヘッドレスでワイヤレス接続

準備万端整えて、さっそくルータとRPをLANケーブルでつなぎRPの電源を入れました。

arp -a

でIPアドレスを探しますがよくわかりません。これはいろいろなサイトにわからないと書いてあったのでそういうものかと思いますが、適当に

ssh pi@192.xxx.xxx.xxx

を入れてみました。
途中、Yes/Noを聞かれたのでYesと入れるとパスワードを求められ、をを、これでうまくいったと思いきや、unknown errorでアクセスできません。
IPアドレスが間違っているのか、それとも別の問題なのか切り分けが付かない状態に陥ってしまいました。
(後でわかったことは、プリンタにアクセスしていたのでした・・・)

sshがRP側で起動していないのかもしれません。SDカードを外して中を見るとsshが消えていました。これは仕様通りですので、何等か動いていそうです。
もう一度サイトを眺めてみたら、初期設定は起動に時間がかかるということなので、最初のSDカードの焼き付けからやり直すことにしました。とほほ。でも、こういう失敗の繰り返しが後々のトラブルシューティングの際の問題切り分けに役立つのです。

YouTubeに載っていた方法も試しましたが、だめでした。

ping -4 raspberrypi.local

そもそもarpでIPアドレスを探すことが難しいとネットに載っていたのですが、よくよく考えると物理アドレスという記述があり、これはMACのことではないかと想像して、アドレスを調べてみたところ、

MACアドレス検索
https://mac.uic.jp/

RPのアドレスがあることが分かりました!つまり、物理アドレスにRPのアドレス(最初の3項6桁)が見えれば、それが自分のPiを示しているので、そこに割り当てられているIPアドレスにsshで入っていけばいいのです。
この気づきはとても役立ちました。
ついでに、他のデバイスのMACも調べておいたら、NECとか富士通とかEPSONとか繋がっているデバイスのメーカーがいろいろと分かりました。確かにインタネットでは「誰が」が分からなくても「どのデバイス」はすぐに分かるというのは本当ですね。

さらにいろいろ調べているうちに、最終的にここに行きつきました。

[Raspbian - "Connection refused" when using ssh](https://www.raspberrypi.org/forums/viewtopic.php?f=91&t=169365&p=1087799&hilit=headless&sid=d90b6390fe0a34e0455fa584c5486e26#p1087799)

ここにはWiFIへ直接接続する方法が掲載されていました。

Create a new text file called wpa_supplicant.conf (again, make sure it does not have a .txt file extension). Put the following info in that file:

Code: Select all
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
country=US ← JPに置き換え

network={
ssid="your-network-service-set-identifier" ← ルーターのSSDIに置き換え
psk="your-network-WPA/WPA2-security-passphrase" ← ルーターのパスワードに置き換え
key_mgmt=WPA-PSK
}

Edit country=, ssid= and psk= with your info and save the file.

Now with both the "ssh" and "wpa_supplicant.conf" files in the SD card's /boot partition you can boot the Pi headless (and wireless) and SSH in from another computer on your network.

再度、sshの空ファイルと、wpa_supplicant.confを含めたSDカードを焼き直して、起動に挑戦。
コマンドプロンプトからarpを打ってみたら、をを、ラズベリ財団のMACがある!!

IPアドレスを指定してsshして、解説通り、pi@192.xxx.xxx.xxxを入れると、「アクセスしますか?」の英語メッセージが!
もちろんYesを選択してEnterすると、あっという間にRPの$プロンプトが登場。

ここに至るまで、朝から夕方まで丸一日を要してしまいましたが、最終的にはRP3にアクセスできたので充実感のある一日でした。

最後に、シャットダウンできるというのは全部がきれいに終わったということですね。

sudo shutdown -h now

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