メトロの分かりにくい案内

東京メトロに乗っていると自動音声で降車駅の案内が入る。

概ね、駅を出たところで「次は、○○、○○。XX線はお乗換えです。」、そして次の駅が近づくと「降り口は右(左)側です。」となる。

この「降り口は・・・」のアナウンスは非常に唐突に来る。これから到着しようとする駅の案内は、既に前駅を発車した際にしたのだから、
後は降り口だけを案内すればいいだろうという発想なのだろうか。毎日使っていても、地下鉄の風景はいつも同じなので、
降車駅なのかどうかは列車が駅に入って駅名表示を見ないと分からないのでは案内の意味がない。
そして乗客に降車するための準備をさせるということには残念ながらなっていないことが、駅の降車乗車効率を悪くしており、
ダイヤの乱れに繋がっている。

本来なら、駅が近づいたら「次は、○○、○○。XX線はお乗換えです。降り口は右(左)側です。」と案内すればよい。
そのくらい気を利かしても手間はかからないでしょうに。所詮、自動音声の案内なのだから。

東京メトロにもう一つ。

メトロになってから安全対策のために駅のホームに係員への連絡用のインタフォンが設置された。これはある程度低い位置に作られており、
子供や車椅子でも操作できるように配慮されている。

そこには、「不審者を見かけたときには駅係員に連絡してください。」というようなことが書いてあるのだが、
子供用のメッセージはかな書きで「ふしんしゃをみかけたときにはえきかかりいんにれんらくしてください」と、
漢字そのままの言葉をカナで書いてある。

このメッセージは子供には分かりにくい。少なくとも平仮名で表現しなければならないような年齢層を対象としているのであれば、
「こわいひとや、あやしいひとをみつけたら、えきのひとにおしえてね」と書いて欲しい。

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