イサキ@金沢八景一之瀬丸

釣果:イサキ4(小さい)
竿1.5m、天秤、プラビシ30号のライトタックル。
釣座:右舷胴の間
会社の創立記念日休暇を利用して仲間内5人で平日釣行。
昨年は、田子の浦に出かけて、観測史上最高の時間当り降水量(記録的集中豪雨)を経験しただけに、今年は場所を変えて復活を期す。


電車で行ったので船宿到着は朝7時となったが、平日というのに船は満員。久しぶりに天気予報がよかったせいもあるのか。
1時間くらいかけて、東京湾口に至る。雲がかかって見えにくいが、三浦の城ヶ島の橋と観音崎が見えるあたりで、館山と三浦を結んだ線上の根を狙ったのだろうか。僚船が十隻くらい既に場所をとっているので、イサキつりのポイントなのだろう。
しかし、朝方は潮がまったく動かず食い渋り。周囲を見てもあたりすらない始末。船頭さんは無線を取りながら周囲の様子を聞いているものの、「こりゃぁだめだ・・・」といった声がスピーカから空しく聞こえてくる。
胴の間の釣座のいい点は、魚群探知器の映像が見られることだが、船を行き来させながら、何も映っていない魚探を見るのも、空しかった。
結局、いろいろ探し回った挙句、もとのポイントに戻ることに。そこで昼過ぎに一瞬、食いが始まった。しかし釣果は悲惨で、常連さんと思われる右舷舳のお客さんでも14だった。
宿に戻ったら、おみやげに「アジの開き3枚」をくれた。こういうお土産がつくときは、船宿が「完敗」を認めたときである。
帰宅後、イサキの塩焼きを食べてみたが、あらためてこんなに旨いものだと思ったが、貧果であっただけに、その悔しさはひとしおである。
(Note)
外房のイサキはこませを撒いて指示棚を維持しておけば、置竿でも釣れる。しかし東京湾のイサキは外房と違って難しい。
まず、指示棚が広い。「上から17mから12m」という具合に5m程度の幅で出される。17mくらいに沈めて、杓ってコマセを出すが、それも竿が跳ねるような強さではなく、海面から腰の高さにそっと持ち上げるようなイメージでコマセを撒く。持ち上げたところでしばらく棚を維持し、食いがなければリールを巻きながら竿先を下げて、再度コマセを撒いていき、下の棚から上の棚までを探るように釣る。

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