2030年のIoT

2030年のIoT
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桑津 浩太郎
東洋経済新報社

2016年2月16日読了

タイトルにある2030年はいささか眉唾で、実態は2016年のいま分かっていることが解説されている。それはそれで読める内容だ。

IoTについてはテクノロジとしてではなくスマホのような社会現象の一つとして捉えると、少し違ったものが見えてくると思っているが、そのためには末端になるデバイスセンサーのパッケージ化とそれを利用するアプリケーションの簡便さが必須となる。

例えば、子供の気象観測の宿題に、簡単な観測機器を家につけさせてWiFiでデータを飛ばしスマホで記録して、学校で集めて、解析すれば、それだけで地域の気象状況が分かるし、データの扱い方などの勉強にもなる。気象は理科、ITは情報で、統計は算数で・・・とやっていると、「何も使えない今の大人」を量産することになる。

影響は大きい。

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