スティーブ・ジョブス

といえば、マックの開発者として有名だが、昨日、この人のスピーチ映像を視聴して感動した。
2005年6月12日にスタンフォード大学での卒業式でのスピーチで、原稿を読みながら話したものだが、中身が面白いので、
メモとしてここに残しておきたい。

彼の母は学生時代に彼を出産し彼を里子に出した。しかし里親に学歴がないことから、彼を大学に行かせることを条件として金を渡した。
その金で彼は大学に行ったがすぐに止めてしまった。しかしカリグラフィ(英文字の習字)を習い、
これがマックの開発でスケーラブルフォント導入のきっかけとなった。

30歳でAppleを首になった。そこで自分のやりたいこと(映像など)に気がつき、NeXT社とPixar社を設立した。
PixarはToy Storyで一躍有名になり、NeXT社はなんとAppleに買収され、彼はAppleに戻り、
NeXTの技術は更にマックに活用されることになる。

(スピーチの)前年に余命半年の癌を宣告された。医者に身辺整理をしろと言われ子供に人生の何たるかを教えることなどを考えた。
しかし、その後の検査で非常に珍しいタイプの癌で手術で治ることが分かった。誰も死にたくないし天国へ行きたい人でさえ、
死によっていくことは嫌がる(Even people who want to go to heaven don't want to
die to get there.)。しかし死は誰にでも訪れる生命の最も優れた発明である。

人生の時間は限られている。他人の人生を生きることで時間を無駄にするな。他人のドグマや思想に惑わされるな。
自分の気持ちと閃きに従う勇気を持て。Stay Hungry, stay foolish.

キーメッセージは、人生何があるかわからないが万事塞翁が馬。
人の価値観に振り回されないで自分のやりたいことを真剣になって見つけなさい。

ビデオはこちら。http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/videos/51.html

テキストはこちら。http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html

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