カワハギ@金沢八景蒲利丸

昨年から釣り部で始まったこのシーズンのカワハギ釣り。
今年も幹事を請け負って、爆釣を目指すが、結果は如何?


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釣果:手のひらサイズカワハギ2枚、ワッペンサイズ4枚、トラギス多
釣り部12名が参加。
電車釣行は久しぶりだが今回は金沢八景の駅まで迎えに来てくれた。あとでその人が、本日お世話になる同じ金沢八景の番敏丸の船長さんと聞く。
早々に人数が揃ったので、直ぐに船に乗り釣り座を通知。釣り座の指示は幹事特権だが、胴の間に初心者や女性を配置するのが原則なので、舳をとるか艫をとるかくらいしか選びようがなく、今回は北風がある季節なので、先輩方を艫に配置し自分と榎本さんは風上で屏風をすることに。
今回は初めての人が3人いたので、それぞれ慣れている人の隣に配置する配慮もしなければならない。
自分の釣り座は右舷舳。
自分の隣の村上さんに、仕掛けのつけ方、リールの扱い、ドラグの調整、そして一番難しい餌のアサリの付け方を教え、準備完了。後に彼は一番に35センチくらいあるウマヅラを釣り上げて、称賛を浴びる(こっちにはかなりのプレッシャとなったが)。ビギナーズラックは、釣りを病みつきにさせるが、これで彼は常連になるだろう。
ポイントは房総の金谷沖、竹岡沖かと思っていたが、終始久里浜沖を攻めた。
自分は9月に仕込んだ手製仕掛けで臨んだ。10年釣りをしているが、相変わらず竿・リールはレンタルなので、せめて仕掛けても自分で作ってみようと思った。
開始早々から風もあったので、覚悟はしていたが北風が当たって釣り難い。白波があり船が揺れる。13時ころの満潮前後を狙って朝方は体力の温存を図るべくゆっくりと釣る。掛るのは、トラギスばかりでカワハギは15センチ未満のリリースサイズばかり。始めのころは、トラギスもカワハギもリリースしていたが、アタリも小さいので、晩飯用にワッペンサイズ4枚をキープしトラギスもサイズの大きいのはキープするという情けない有様。
見込んでいた昼前にかかり、風が少し穏やかになってきた。久しぶりの強い引きがあったら、手のひらサイズのカワハギ。ついで、ショウサイフグ。これは食べるとおいしいのだが、捌ける人がいないので残念ながらリリース(本当は自分でも捌けなくはないが、やはり怖い)。
途中、休憩しながら船全体を見回り。みなあまり釣れていないのでご機嫌が悪い。そういう中でも、時々、女性陣が歓声を発して釣り上げるのが、いい刺激にはなっている。新人3人がデビューしてそれぞれ数枚ゲットしていたのでとりあえず安心。
1220頃に1430に終了という約束を船長とする。
終了間際にまたトラギスが掛ったが、本日初めてのお纏り。ほどいた後で片付けようかと思ったが、カワハギはじっと待つ釣りでもないので、餌をつけて最後の一投をして仕掛けを底に至らせる途中に、終了を告げる警笛が鳴った。着底した仕掛けを少し叩いて巻き始めたら、ぐぐっと本日最高の引きがあった。巻き上げてみたら、ウマヅラのように大きなサイズのカワハギだった。
最後まで諦めなければ何かいいことはあるものだ。
帰宅後、手のひらサイズ2枚を薄造りにし、キモにネギとワサビを混ぜて叩き、キモ和えの用意。
熱燗を飲みながら食べるキモ和えは、至福のひとときである。酒飲みはこういうものは遠慮がちにちびちびと味わいながら食べるのだが、子供はそういう楽しみはない。自分がスプーン一杯分を食べるうちに、全部平らげられてしまった。子供時分にこういう味を覚えると将来のメタボは確実であるが、親の教育の所為にされないことを祈るのみ。

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